2024.01.09
リレーコンサート130
近藤毬矢 ハープリサイタル「Grazioso」
大変な幕開けとなってしまった2024年でしたが、リレーコンサートは節目の第130回目の公演を無事に迎えることができました。 これまでリレーコンサートでは130回のリサイタルを毎月欠かさず開催しておりますが、ハープのリサイタルはまだ数回目ということで、ある意味では大変珍しい楽器のリサイタルとなりました。ハープという楽器を知らない方は少ないかと思いますが、目で見てわかる距離で感じる手捌きや、足捌きなどを間近でご覧いただける機会に、多くのお客様が熱く興味をお持ちくださったように感じています。 リサイタルという主役が一人のコンサートという形式の中では、そのメインの奏者の肩にも大きな緊張がのしかかるものですが、近藤さんの堂々とした演奏とお話なさるお姿からお人柄をもよく垣間見え、音楽へと集中できる有意義な時間となりました。 これからますます多くの演奏機会があることと思いますが、今回のリサイタルを通して、私自身またご一緒できる機会があることとを大変心待ちにしております。お忙しいタイミングの年末年始を練習の時間に当ててくださり、熱心に取り組んでくださったこと、心より感謝しております。ますますのご活躍をお祈りしております。