ヴィオレとマムの花束

新企画コンチェルト＋コンサートシリーズ「garden」の予告を兼ねた、アンサンブル・ヴィオレと、カルテット・マムのダブルリサイタル公演「ヴィオレとマムの花束」を開催しました。 本公演は、木管五重奏団・弦楽四重奏団として活動する２グループの魅力と、音楽の花束とも言えるような、色とりどりの音楽をお届けするとともに、室内楽編成でオーケストラの曲目へも挑戦するという意欲的な取り組みとして今後継続的に展開予定となります。 オーケストラのようにたくさんの種類の楽器が集まり一堂に演奏する様子は、目で見てそして耳で聴いて、とても楽しく豊かな気持ちになれる公演だったことと思います。何より企画を通して一人一人のメンバーが、その個性を音楽で、また人柄としても発揮できる姿は、音楽家として大変魅力的であり、開催できましたことを心から嬉しく思っております。 お運びくださったお客様からも贅沢な企画で有意義だと感じてくださったご様子や、これから始まるコンチェルトを交えた企画の、カラフルな魅力に関心が高まったという嬉しいお声が多数届きました。 僕自身が印象的だったのは、メンバーの皆さんから「普段できないことができた」「関わりの少ない楽器との共演が楽しかった」「世代の少し位離れた音楽家との交流になった」「刺激的だった」などなど、これから始まるわくわくに加え、これまでのコンサートから１歩前に踏み出すような前向きで明るいお言葉がたくさん聞かれたことでした。もちろん個々に反省や次への課題はあることと思いますが、音楽家が”意欲的にかつ楽しめるコンサート”、これに勝るものはないと思っています。この感情が少しずつ多くのお客様へと伝播し、より良い企画として成長できますように、これからもコツコツを準備を進めたいと思います。 ぜひ次回以降の公演（第１回は4/28）にご期待ください。 ご出演いただき、たくさんの力を発揮してくれたヴィオレとマムの皆さんに、心から感謝しております。ありがとうございました！

開催概要

出演アーティスト紹介

細川 杏子

kyoko hosokawa

谷口 沙和

sawa taniguchi