2025.02.20
コンチェルト+コンサート「garden #6」
大澤愛衣子ヴァイオリン・ 舟橋知奈美ホルン コンチェルト
コンチェルト+コンサートgarden#6 大澤愛衣子ヴァイオリン・舟橋知奈美ホルン コンチェルト 2025.2.20 @電気文化会館ザ・コンサートホール 協力:電気文化会館(中電不動産株式会社) ガーデンシリーズ第6回目の公演を開催させていただきました。継続開催して丸2年が経ちましたが、今回は初めて1人の作曲家“モーツァルト”に絞りプログラムをお届けしました。誰もが知るモーツァルトという作曲家が、どのような曲目を後世に残したのか、室内楽、オペラ序曲、そしてコンチェルトと、通常のコンサートではなかなか1度に取り上げることができない構成の特別なコンサートとなったように思っております。 フルートコンチェルトとも言えるような四重奏はオープニングにふさわしい華やかな1曲で、これまでガーデンシリーズをいつも支えてくれる細川さんが主役であったこともあり、メンバー全員が満面の笑みで演奏するような、みんなが安心して聴ける素晴らしいプログラムでした。 今回のソリストはガーデンでは初めての金管楽器、ホルン奏者の舟橋さんと、ヴァイオリン奏者の大澤さんをお迎えして、どちらもモーツァルトの名曲コンチェルトの演奏を聴かせてくださいました。お二人とも愛知のオーケストラで活躍される奏者であることもあり、アンサンブル・ガーデンのメンバーも楽しみながらも、また大きな刺激を受け、それぞれに課題や意欲を掻き立てられるような濃厚なリハーサルの時間になりました。 指揮者がいないことでよりアンサンブルの実力と音楽家としてのセンサーが試される要素がありますが、同じ作曲家とは思えないほど曲目ごとに音色やアプローチに違いがあり、頭を悩ませた奏者もいたのではないでしょうか。 それでも、本番中の目には見えない調和を感じる演奏の流れや、ソリストの音楽的表現にしっかりと全員が音楽で呼応する姿を見ていると、自然と湧き上がる大きな感動がありました。お二人の素晴らしいソリストとの人間的かつ音楽的交流によって、この写真のように全員が笑顔で終えることができたことは、この企画の大きな糧となったように感じます。 これからも新しいソリストを迎えて企画は継続しますので、ぜひますますの進化にご期待いただけたらと思います。 お力添えいただきました電気文化会館様、関係者の皆様、お2人のソリスト大澤さん舟橋さん、アンサンブル・ガーデンメンバー、そして全てのお客様に心より御礼申し上げます。 次回コンチェルト+コンサートgarden#7は、2人のピアニスト梅田智也さん、小松さくらさんをお迎えして、5/15に開催いたします。皆様のお運びを心よりお待ちしております。
開催概要
電気文化会館ザ・コンサートホール